白髪染めのベストな頻度は、年代ごとにも違いがあります。若いうちに生える「若白髪」に悩む人も多いですが、毛を抜くのはダメージになるので気をつけましょう。今回は、白髪染めの最適な頻度を、年代別などに解説します。
白髪染めの頻度は年代で違う？
白髪は、早い人なら10～20代でも気になりはじめます。ただし、白髪が気になるからと早いうちから染めていけば、髪の毛へのダメージも深刻になるでしょう。白髪染めが必要になる時期は、年代ごとの違いや個人差があります。頻度を守ればきれいに染まり、かつ髪の毛へのダメージも減らせます。
10～20代の白髪染めなら？
白髪が生えはじめる時期は、個人差がありますが、30歳を超えるあたりで増えてきます。10～20代の白髪の多くは「若白髪」ですが、若いうちに生えるのは嫌という方も多いでしょう。
若白髪が気になるなら「髪の毛を明るくして目立たなくする方法」や「早いうちに黒く染める方法」などがあります。学生で若白髪が出た場合は、校則で禁じられている可能性もあるので、黒く染めたほうが安心でしょう。
30代の白髪染めなら？
30代になると、白髪が目立つようになる人も多くなります。30代からの白髪対策なら、リタッチを1カ月ほどの頻度で行うといいでしょう。リタッチでは足りないほど白髪が増えた場合は、全頭染めも候補に入れます。全頭染めの頻度は、2カ月間隔がオススメです。
40代の白髪染めなら？
40代の場合も、白髪対策の頻度は30代と大きな違いはありません。ただし、リタッチの頻度は上がり、2～3週間の間隔がベストです。全頭染めの場合は、30代と同じ頻度でかまいません。「リタッチが必要な時期」の目安として、白髪の色が抜けてキラキラ光る状態になれば、サロンに行くのがオススメです。
50代以上の白髪染めは？
50代にもなると、白髪もかなり目立ってくる時期です。このときの白髪染めのベストな頻度は、全頭なら2～3カ月の間隔を空けましょう。また、髪質やホルモンバランスの変化が見えてくる頃なので、カラー剤の選択にも注意が必要です。
髪の毛のダメージを減らしたいなら、ヘアマニキュアやヘナなども候補に入れてみましょう。昨今では和漢彩染なども人気があるので、そちらも候補に入れておくと、カラーの選び方の幅が広がります。
サロンで染める頻度
サロンで白髪染めをする場合、白髪の量や状態によって、訪れる頻度に違いがあります。サロンで染めると目立ちにくくなるメリットもあるので、ぜひ候補に入れておきましょう。
ファーストグレイの場合
数本の髪の毛が白髪になると「ファーストグレイ」と呼ばれる状態になり、白髪だけを抜いたり切ったりする方も増えます。ただし髪の毛は、1つの毛穴から1本だけ生えているわけではありません。1本だけ抜いたはずが数本の毛に影響し、毛穴自体を傷つける恐れもあります。
ファーストグレイになったなら、ウィービングなどをしてもらい、なるべく髪の毛にダメージを与えない方法を選びましょう。また、ハイライトのぼかしを入れるなど、白髪を目立たなくする方法はたくさんあるため、過度に心配する必要はありません。
白髪が30％を超えたら？
髪の毛の白髪が30％を超える量になったら、1カ月半～2カ月の頻度で髪の毛を染めるようにしましょう。サロンによっては白髪専用のコースもあり、気になる場所だけの対策も可能です。また、マスカラなどを使えば、さっとひと塗りで済むので、急場の役にも立ちます。
白髪が50％以上なら？
髪の毛の白髪が50％を超えてくると、放置したくない方も増えるでしょう。サロンで髪の毛を染めてもらうなら、3週間～1カ月半の頻度で通うのがオススメです。また、髪の毛の色が明るければ、それだけ白髪も目立ちにくくなります。
職業によって個人差はあると思いますが、気になるなら、7レベル程度の髪色にするのがオススメです。サロンでも50代以上の方には、レベルが7以上のカラーをオススメされることが多いでしょう。
白髪染めはどこでやったらいい？
市販の白髪染めを使えば、自分だけでやることは可能です。ただし、髪の毛にダメージを与えたくないなら、サロンを利用したほうが安心でしょう。白髪染めの頻度もサロンとセルフでは違いますので、以下で見ていきましょう。
セルフでも可能
サロンに行く時間や金銭的に無理という場合は、セルフでも可能です。自分で白髪を染めれば、サロンよりも金額を抑えられるのは、嬉しいメリットでしょう。ただし、市販の白髪染めはサロンのカラー剤よりも刺激が強く、髪の毛にダメージが残りやすいのはデメリットです。
安心のサロン
サロンで染めると、自分でやるよりもずっときれいに染められます。自分では見えない部分も、サロンならきちんと染めてもらえます。また、市販の白髪染めを使うのに比べ、髪の毛へのダメージが少ないのも特徴です。白髪をよりきれいに染めたい、もしくは自分では難しいという場合は、ぜひサロンを利用してみてください。
男性の頻度が高い理由
男性の場合は、女性よりも白髪染めの頻度は上がります。なぜなら、男性は短いヘアスタイルにする方も多く、白髪と黒髪の境目が目立ちやすいからです。白髪は根元から生えやすいため、短い髪形では白髪が目立ってしまいます。
まとめ
白髪染めでサロンに通う頻度や、サロンに行くメリットなどを紹介しました。若いうちに白髪が生えると、気になる方も多いでしょう。ただし、若白髪を抜くのはNGです。しっかりと対処しないと、髪の毛へのダメージも多くなります。白髪対策に悩んだら、サロンに行くのが安心でかつ確実です。
白髪染めを自然に仕上げたいなら、ぜひ一度「アニー美容室」にご来店ください。白髪に合わせて自然にぼかしていきますので、通う頻度の調整なども行えます。お気軽にお問い合わせください。
