和漢彩染は、髪の毛にダメージが少なく、カラーバリエーションが豊富なヘアカラーです。通常のヘアカラーとは違い、染めるほどにきれいになれると人気があります。髪の毛に優しい理由は漢方や自然素材を使っているからです。もし白髪染めで髪質をきれいにしたいなら、ぜひ和漢彩染を使用してみましょう。
今回は、和漢彩染とはどのようなものなのかやメリット、通常の白髪染めとの違いを解説します。
和漢彩染ってどんなカラー?
和漢彩染は、日本に古くから伝わる染色技術と近代の染毛技術がミックスして生まれたヘアカラーです。日本グランデックス化粧品株式会社によって「第4のカラー」をコンセプトに開発されました。漢方の素材を使うので髪の毛に優しく、白髪もしっかり染まると人気のヘアカラーでもあります。
和漢彩染は髪の毛に優しい
通常のヘアカラーでは、傷みやにおい、頭皮に染みるなどの問題点がありました。和漢彩染は、これらの問題点をクリアした、髪の毛に優しいヘアカラーです。
必要最低限の素材しか使われていないのに、オリジナルのカラーを実現している点も魅力でしょう。低刺激なので、髪の毛はもちろん、頭皮にも優しいヘアカラーです。
素材へのこだわり
和漢彩染は、アルカリ剤や界面活性剤、過酸化水素を使用していません。髪の毛にダメージを与えずに染めるため、素材にもこだわりが見えます。
和漢彩染には、漢方に使われる植物のほか、水、自然食品(小麦粉やコーンスターチなど)、染料が使われていますが、どれも髪の毛に優しい素材ばかりなのが人気の秘密です。
鮮やかな仕上がりがポイント
自然素材を使ったヘアカラーといえば、ヘナも人気です。ただし、ヘナや草木染めでは、カラーの明度を変えるのは難しい一面もあります。そこで登場したのが和漢彩染で、白髪染めだけでなく、おしゃれ染めにも使えると人気です。ヘナでは不可能だったカラーチェンジもでき、鮮やかな仕上がりを実現しています。
染めるほどに美しくなる?
和漢彩染は、染めるほどに美しくなるヘアカラーとして人気があります。なぜ染めるたびにきれいになるかといえば、植物エキスが、頭皮の健康を守ってくれるからです。以前のヘアカラーでは、染めるほどに髪の毛や頭皮が傷むことが問題視されていました。和漢彩染を使えば、おしゃれと髪の健康が両立できます。
通常の白髪染めとはここが違う
通常の白髪染めとの一番の違いは、低刺激でにおいが少ない点です。和漢彩染は自然由来の成分を使うので、界面活性剤などを使用していません。だからこそ、ツンとした独特の刺激臭もなく、髪の毛にも優しいヘアカラーといわれます。
ヘナとの違いはここ
白髪染めで有名なヘナと和漢彩染の違いは「トーンのアップダウンが可能」「パーマに影響しない」「ローコストで使用できる」「100パターン以上の色味に対応」「医薬部外品認可」などがあります。ヘナとの共通点は「ノンアルカリ」ですが、ヘナに比べると、染色にかかる時間が短いのも特徴のひとつです。
通常のカラーと比べると?
ヘナはノンアルカリですが、従来のヘアカラーの多くには、アルカリ剤が使用されています。和漢彩染は、アルカリ剤や過酸化水素を使わずに、発色ができる点も魅力のひとつでしょう。
ほかの違いは「パウダー状の染料」「ハーブ配合」「従来カラーよりも演出力がアップ」などがあります。通常のカラーと比べてみると、根元のプリン状態をしっかり染められるのも違いのひとつです。
和漢彩染のメリットとは
和漢彩染のメリットには「ヘナの半量で効果がある」「使用後にきしみやにおいがない」「髪が早く染まる」「トリートメント効果がある」などがあります。ほかにもうれしいメリットがあるので、見ていきましょう。
界面活性剤は不使用
ヘアカラーには、水と油が必要ですが、水と油は、本来混ざり合わないものです。だからこそ界面活性剤が、混ぜるための助けになります。ただし、界面活性剤を使用すると、染料が頭皮の奥まで浸透するので、地肌にも色が残る可能性が高いです。
和漢彩染は、小麦粉やコーンスターチなどの自然素材が界面活性剤の代わりになります。そのため、経皮毒の心配もなく、頭皮に色が残らないのはメリットでしょう。
どの明るさにも対応
ヘアカラーを利用する人のなかには、白髪染めを明るく仕上げたいと思う方もいらっしゃるでしょう。ただし、従来のヘアカラーでは、明度が高いと白髪が浮く、ヘナやマニキュアではぼかしになってしまうなどの問題点がありました。
その点、和漢彩染では、8レベル以上の明るさに対応した白髪染めが可能です。また、パウダーと脱色剤との組み合わせで、2種類の染め方に対応できるのもメリットでしょう。
漢方の素材だから安全
和漢彩染は、自然素材として、漢方の素材が使われています。たとえば「カンゾウエキス」「セージエキス」「ローマカミツレエキス」などです。漢方の素材には、それぞれ、感触改良剤や保湿剤としての役割もあります。
漢方素材を使うことで、独特のきついにおいもなく、頭皮や髪の毛にダメージが出ない仕上がりを実現させています。
まるでトリートメントの仕上がり
和漢彩染は、従来のヘアカラーとは違い、髪の毛が傷まず、トリートメントをしたような仕上がりになるのも特徴のひとつです。染めるほどに、髪の毛が補修されて美しくなります。
和漢彩染は、髪にコシがないと悩む人や地肌が弱い人、自然素材が好きな人などに愛されているヘアカラーです。髪の毛にツヤや質感を与えたい人は、ぜひ利用してみてください。
和漢彩染使用で気をつけたいこと
和漢彩染にはデメリットもあり、ジアミンアレルギーの人は、注意が必要です。和漢彩染には微量ではありますが、ジアミンが含まれているからです。
また、和漢彩染には髪の毛を明るく染めるために必要な「アルカリ剤」が入っていません。今よりも髪の毛のトーンをアップさせたいなら、和漢彩染のLUC(脱色剤)の使用がオススメです。ただし、和漢彩染だけ使う場合と違い、髪の毛にダメージが残るのはデメリットでしょう。
まとめ
白髪染めに和漢彩染を使う場合の効果やメリット、通常のヘアカラーとの違いなどを紹介いたしました。和漢彩染は、髪の毛にダメージが少なく、独特の刺激臭がないのも魅力です。白髪染めをきれいに仕上げたい方も髪の色を変えたい人も、刺激の少ない和漢彩染で、健康な髪をつくり出してみましょう。
地肌にも優しい和漢彩染を試してみたいと思われた方は、ぜひ一度「アニー美容室」にご来店ください。エステ感覚でリラクゼーションできるようお手伝いをいたします。お気軽にお問い合わせください。