脱毛の効果を実感するための回数とは？脱毛の種類ごとの回数目安

最近では男女問わず脱毛人気が高まってきています。脱毛についてインターネットなどで検索してみると、多くのサイトで「脱毛は継続しないとあまり効果がない」と記載されています。脱毛は継続した方が良いということはわかっていても、何回くらい通えば良いのか気になるところでしょう。そこで今回は、脱毛の効果を実感できる回数についてお話します。

1. さまざまな脱毛方法

脱毛と一口にいっても、エステサロンで施術するものから病院やクリニックでしか施術を行えないものまでさまざまあります。

1-1. フラッシュ脱毛

現在取り扱いが多い脱毛はフラッシュ脱毛です。フラッシュ脱毛はエステサロンやヘアサロンで施術を行うことができるためオシャレのひとつとして脱毛を楽しむことができます。コストの安さや施術時の痛みの少なさから手軽に始めることができて人気の脱毛方法ですが、レーザー脱毛やニードル脱毛に比べると脱毛の効果が出るまでに時間がかかる上に効果の高さは体質によって左右されやすいので注意が必要です。

1-2. レーザー脱毛

レーザー脱毛は、病院やクリニックでしか施術を行えない医療脱毛です。医療用レーザーを使用して脱毛するので効果が高く、万が一肌トラブルがあってもすぐに在籍するお医者さんに診てもらえるというのも魅力のひとつです。効果の高さから人気の脱毛方法ですが、強力なレーザーを肌に照射する施術方法であるため、脱毛選びの際には施術時の痛みが強くお肌への負担も大きいという点も考慮して選ぶ必要があります。

1-3. ニードル脱毛

ニードル脱毛は脱毛の歴史の中で最も古く、1875年といわれています。そこから現在に至るまでニードル脱毛は進化を遂げ、今の方式になっています。ニードル脱毛は他の脱毛方法と異なり、直接毛を作る細胞に電気を流すことで細胞を破壊して脱毛するので、一度施術を行った毛穴からは一生生えてきません。そのため脱毛の効果が一番高い施術方法といえます。

ただし、毛穴に直接針を差し込んで電気を流すので施術時の痛みが非常に強く、痛みに耐えられないため他の脱毛方法に変更せざるを得なくなる人もいるほどです。また、一本一本手作業で脱毛していくのでコストや時間が多くかかるのも特徴です。

2. 脱毛の種類ごとにみる効果的な回数

脱毛を行う際には継続して施術をしなければ効果が薄いといわれる理由には、私達の体から毛が生える仕組みにあります。通常私達の体に生えている髪の毛や腕毛やスネ毛、VIOの毛など、すべての毛において一定のサイクルで生え変わりを繰り返しています。毛穴ひとつひとつに毛周期という毛の生え変わりの周期があり、成長期・退行期・休止期という流れを繰り返しています。

その中でも脱毛の施術で効果があるのは成長期の毛だけなのです。そして成長期の毛は今目に見えている毛のうちの10％～20％程といわれています。そのため、一度施術しただけでは最大でもこの10％～20％の毛にしかアプローチすることができないため、一回だけでは効果が薄いといわれているのです。

2-1. フラッシュ脱毛の回数の目安

フラッシュ脱毛は痛みやお肌の負担が少ない分、脱毛の効果を十分に実感するまでには一番時間がかかる脱毛方法です。成長期の毛が全体の10％～20％だと考えると、全部の毛にアプローチをかけられるのが単純計算で5回～10回ですが、一度だけのアプローチでは十分に効果を得られないことも考えると、10回～20回くらいがフラッシュ脱毛の効果を十分に得られる回数の目安といえるでしょう。

2-2. レーザー脱毛の回数の目安

レーザー脱毛はフラッシュ脱毛に比べて一回の施術による効果が大きいため、成長期の毛に一度アプローチをかけるだけでも十分に効果があると考えられます。そのため、成長期の毛のすべてにアプローチをかけることのできる5回～10回くらいがレーザー脱毛における回数の目安となります。

2-3. ニードル脱毛の回数の目安

フラッシュ脱毛とレーザー脱毛については具体的に何回くらいで脱毛効果が十分に実感できるかというお話ができましたが、ことニードル脱毛に関しては、脱毛の回数は施術する人の毛量や部位によって全く異なります。また、ニードル脱毛は広範囲の脱毛には不向きであるため限られた部分の脱毛に利用されることが多く、回数に関しても、気になる部分の毛がなくなったらというあいまいな回答にならざるを得ません。

3. まとめ