ムダ毛が気になり始めたら!脱毛の種類とそれぞれの特徴について解説!

この最近、脱毛したいと考えている人は年齢問わず増えてきています。若い人は清潔感目的や結婚式の準備のために脱毛を行い、年配の人の間でも介護脱毛というものが流行ってきています。脱毛と一口にいっても、脱毛する目的や体質に合わせて最適な種類のものを選ぶ必要があるでしょう。そこで今回は脱毛の種類について解説します。

1. 脱毛の目的

脱毛をするきっかけはひとりひとり異なりますが、主なきっかけや理由には下記のようなものがあります。

1-1. 何かの行事に向けて脱毛を行う場

結婚式やハワイなどへの旅行といった人生の中でのイベントの際に、肌を露出する機会がある場合に少しでも綺麗に見せるために脱毛を始めることがあります。とくに結婚式は多くの人にとっては一生に一度のセレモニーなので、少しでも最良の状態の自分でいたいと考える人は多いのではないでしょうか。

1-2. 清潔感を得るた

今は女性も男性も清潔感が大切という点は共通しています。清潔感を得るためのメジャーな方法のひとつとして脱毛があげられます。もちろん体毛もしっかり整えれば清潔感は演出できます。しかし、整えるための手間やコストを考えると脱毛の方が、コストパフォーマンスに優れた方法ともいえます。

1-3. 介護されるときに備えるた

ここ最近では若い世代だけでなく、40代~50代の人で脱毛をする人が増えています。その目的の多くが、将来自分が介護されるようになった際の介護者の負担を軽減するためです。介護の際に最も負担となるのは下の世話といわれています。おむつを替えるときなどに、VIOの毛の処理がされていないと介護者の手間とストレスが何倍にもかかります。こうした負担を減らすべく、事前にVIOの脱毛をしようというのが介護脱毛を行う趣旨です。

介護脱毛に関しては介護されるのはまだまだ先だからと考えてしまいがちです。しかし、ほとんどの脱毛は毛の色が黒い時にしか効果がありません。そのため、介護脱毛を考えている人は、気付いたらVIOの毛が白髪に変わってしまい、脱毛ができないという事態に陥ることもあるので注意が必要です。

1-4. スキンケアのた

脱毛をスキンケアのために行う人もいます。ムダ毛の処理にはカミソリや毛抜き、男性なら髭剃りなどを使用しますが、これらでお肌をなでると皮膚の表面を削ってしまうためお肌へのダメージに繋がってしまいます。多少のダメージであればお肌のターンオーバーによって修復されますが、修復されるまでの間はダメージによりお肌の乾燥や炎症などを引き起こしやすくなります。こうしたリスクを回避する手段として脱毛を選ぶ人が増えています。

2. 脱毛の種類と特徴

脱毛の方法はフラッシュ脱毛・ニードル脱毛・レーザー脱毛の3種類に分けられます。

2-1. フラッシュ脱毛

フラッシュ脱毛は、光を毛に照射することで毛を導火線のようにして、根元の毛を作っている毛乳頭に熱によるアプローチをかける方法のものをいいます。この方法は細胞を破壊するわけではなく、毛乳頭の性質を変えることで毛を生えないようにします。フラッシュ脱毛を行っているのは、主にエステサロンに多く、ヘアサロンなどでも脱毛機器があれば脱毛可能です。フラッシュ脱毛は3種類の脱毛方法の中で一番痛みが少なく、お肌への負担も少ない脱毛方法といえます。また、費用も他の2つに比べて安いため気軽に始めやすいのも魅力のひとつです。

2-2. ニードル脱毛

ニードル脱毛は言葉の通りニードル(針)を使用して行う脱毛方法をいいます。ニードル脱毛は医療行為に該当するため病院やクリニックでしか行えません。具体的には、毛穴と毛の間に針を差し込み、毛根にある細胞に電気を流して破壊することで毛を生えなくする方法です。

この方法であれば脱毛を行った毛穴からは二度と毛は生えないので、毛穴一本一本に対する効果は3種類の中で最も高いといえます。ただし、毛穴に針を直接刺して電気を流すという方式のため施術時の痛みは強く、痛みが苦手な人にはなかなか手を出しづらい脱毛方法ともいえます。また、脱毛する範囲で考えると3種類の脱毛方法の中で最も金額が高くなりやすい脱毛方法でもあります。

2-3. レーザー脱毛

レーザー脱毛は、医療用レーザーを施術部位に照射することで。毛根の細胞にダメージを与えて毛が生えないようにする方法の脱毛です。この脱毛方法もニードル脱毛と同様、病院やクリニックでしか行えません。

脱毛方法についてはフラッシュ脱毛と似た原理ですが、フラッシュ脱毛が光を使用するのに対してレーザー脱毛は医療用レーザーを使用するので、レーザー脱毛の方が照射に対する効果は高いといえます。ただし、医療用レーザーという高出力のレーザーをお肌に照射するため痛みが強く、痛みに耐えられない場合には麻酔を使用するなどの対策が必要となります。毎回麻酔まで使用するとなると費用がかさみやすいため注意が必要です。

3. まとめ

今回は脱毛の種類や特徴についてお話していきました。フラッシュ脱毛・ニードル脱毛・レーザー脱毛の3種類のうち、ニードル脱毛とレーザー脱毛は医療脱毛に該当するため病院やクリニックでしか施術を行えません。その分脱毛効果は高くなりますが、費用も高額になりやすい点に注意しましょう。逆にフラッシュ脱毛は通常のサロンでも可能なので気軽に始めやすいのが魅力です。費用も比較的安いため脱毛を始めるハードルが最も低い脱毛方法といえるでしょう。

ただし、脱毛効果については医療脱毛と比較すると控えめなことも多く、脱毛効果を実感するまでには時間を要する場合もあります。自分の脱毛の目的や予算、体質に合わせて最適な脱毛方法を選びましょう。

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