フォトフェイシャルをやめるとどうなる？注意点について詳しく解説！

毛穴詰まりや開き・シミしわなど、さまざまな肌の悩みの改善に効果的なのがフォトフェイシャルです。1回きりの施術よりも複数回続けることでより効果を発揮できるものの、施術をやめてしまうとどうなるのでしょうか。

フォトフェイシャルはやめてしまっても、効果がなくなることはありません。しかし効果を出すために回数を重ねることが大切になります。今回はフォトフェイシャルの持続性や、効果を最大限感じるための頻度をご紹介します。

1. フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルとはIPL（インパルス・パルス・ライト）というフラッシュライトを、顔全体に当てて施術していきます。このフラッシュライトは肌トラブルの原因にのみ作用し、改善していくものです。素肌への負担が少なく、敏感肌の方でも安心して施術を受けられます。毛細血管やコラーゲンの生成に必要な線維芽細胞にまで作用するので、くすみや赤みが改善され、ハリのあるお肌に導きます。

1-1. レーザー治療とフォトフェイシャルの違い

フォトフェイシャルとよく比較されるレーザー治療ですが、治療の方法は大きな違いがあるので注意しましょう。レーザー治療がシミやほくろなど部分的に悩みの部分にアプローチしていくのに対し、フォトフェイシャルは顔全体に光を当てていき、複数の肌悩みを改善していきます。

レーザー治療は光の出力が強く効果的な反面、数週間のダウンタイムが必要になります。一方でフォトフェイシャルは肌負担が少ないので、ダウンタイムがありません。お肌の悩みに合わせてどちらの治療が最適なのか、見極めていくとよいでしょう。

1-2. フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルの効果は基本的に2～3日で出てくるといわれており、長くても7～10日で効果を実感できます。肌質・悩みの程度により効果の感じ方が違います。より効果を発揮させていのなら何度か回数を重ねるとよいでしょう。

2. フォトフェイシャルをやめると元に戻る？

フォトフェイシャルは途中でやめてしまっても、すぐに元に戻ることはありません。しかし肌の老化は日々進行していくので、最後の施術から時間が経つとシミが目立つ、くすみやしわが気になってくることはあります。

2-1. フォトフェイシャルの効果の持続性

一般的にフォトフェイシャルの効果は、6か月～1年ほど持続するといわれています。1回の施術でも効果はしっかりと長く続くものの、より効果を持続させていくためには定期的に、フォトフェイシャルを行うことがおすすめです。

また毎日の丁寧なスキンケア、紫外線対策をすることも効果を持続させるためには必要なことです。できることから少しずつ心がけてみてください。

2-2. シミが増えたと感じる理由

フォトフェイシャルをやめると、シミが濃くなったと感じる方もいます。しかしこれはフォトフェイシャルの効果によりターンオーバーが促進され、シミが表皮に近づき、はっきりと色づいて見えるようになるからです。シミが排出までいかず、表面に近づいてきたタイミングでやめてしまうと濃くなった印象を受けるでしょう。しかしこれはもともと肌の奥底にあったシミなので、フォトフェイシャルが原因で出てきたシミではありません。目立ってきたシミは何度か施術を繰り返すと取り除けます。

3. フォトフェイシャルの効果的な頻度

フォトフェイシャルで何を改善したいかによって頻度も変わってくるものの、1か月に1回の施術を5回ほど繰り返すのが効果的とされています。シミやそばかすに光を当てた後はとくに肌の状態をよく観察し、炎症が起きていないか確認して次の施術を受けるようにしましょう。

早く改善したいからと十分な間隔をあけずに施術すると、肌を痛めてしまい逆効果になります。フォトフェイシャルを受けた後は肌の細胞が活性化され、内側から徐々にきれいになっていきます。毎日少しずつ肌が改善されていきますので、自宅では丁寧なスキンケアを心がけましょう。

4. フォトフェイシャルの施術後の注意点

フォトフェイシャルをした後の肌は乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすくなっています。いつも以上にしっかりと保湿をし、季節問わず紫外線対策をしっかり行ってください。保湿や紫外線対策はフォトフェイシャルの果を持続させるために重要な工程です。また光を当てた部分は熱がこもりやすくなります。フォトフェイシャルを受けた日はサウナや岩盤浴、長時間の入浴を控えてください。翌日からの入浴などに問題はありません。激しい運動も熱がこもる原因となりますので、施術をした日は控えるとよいでしょう。

5. まとめ