髪の毛というのは毎日洗っていても、少しずつ傷んでいくものです。綺麗で健康な状態を保つには、シャンプー以外に、特別なケアをしなければなりません。
今回は、髪の毛に施す特別なケアとして有効な方法である「トリートメント」の効果、そしてその効果をより高めるためには、どんなトリートメントをするべきか？といったことを解説します。
傷んだ髪の毛に現れる症状にはどんなものがある？
毎日丁寧に洗っていても、いつの間にか傷んでしまう髪の毛。髪の毛が傷んでしまうと、どのような症状が現れるのでしょうか？最初に、具体的な症状を見ていきます。
パサつき
夜寝るときにまとまっていた髪が、朝起きると極端に広がっていたり、まとまっていなかったりする状態を「パサつき」といいます。
それ以外に具体的な症状としては、髪の根元から手櫛でといたときに毛先に向かうにつれて絡まってしまうものや、髪の毛を一本取り根元方向に向けて指をすべらせたときにツルツルとした感覚がないものが、パサつきが発生している状態といえます。
切れ毛
切れ毛は、なんらかの原因により髪の毛の中のたんぱく質が減少しているために発生する症状で、先端近くの髪の毛が切れてしまう現象です。切れ毛は、パサついた髪の毛をそのままの状態にしておくと発生しやすくなります。
枝毛
枝毛は、髪の毛がなんらのかの原因により、途中まで裂けてしまっている状態のものです。ひどくなると幾重にも裂けてしまい、本当の枝のようになってしまうものもあります。
ゴムのように伸びる
激しい傷みを受けた髪の毛を放置しておくと、徐々にチリチリの髪の毛になります。それがやがてゴムのように伸びてしまい、切れてしまいます。この症状が現れると、髪の毛の傷みも最終段階です。髪を切らない限り、元の状態へ戻すのは難しく、切らないまま対策をしても、一時しのぎになってしまうでしょう。
髪の毛の傷みの原因にはどんなものがある？
髪の毛が傷むと、以上のような症状が起きてしまいます。では、なぜ髪の毛に傷みが生じるのでしょうか？髪の毛が傷む原因はさまざまで、外部要因もあれば、体内に起きている異常が髪の毛に現れる場合もあるのです。では、傷みの原因にどのようなものがあるのかを見ていきます。
シャンプー
多くの方が毎日のように行っているシャンプーですが、間違ったシャンプーの仕方で、髪の毛に傷みが生じることがあります。
髪の毛を保護しているキューティクルは、髪の毛が乾いているときは閉じて、濡れているときに開くという性質をもっています。つまりシャンプーをしているときは、キューティクルが開いた状態です。このときに、必要以上に強く髪の毛をこすって洗ってしまうと、キューティクルが傷つき、パサつきの原因になってしまいます。
ドライヤー、ヘアアイロンの熱
キューティクルは、熱に弱い性質ももっています。そのため、ドライヤーやヘアアイロンを同じ場所に長時間当てると、熱によりキューティクルが失われてしまうのです。
パーマやカラーリング
パーマやカラーリングの効果を上げるためには、髪の毛の内部への働きかけが必要となります。そのため、キューティクルを剝がすことや、髪の毛の主成分のひとつであるアミノ酸の切断といったことが必要となります。キューティクルが失われたりアミノ酸分断が行われたりした髪の毛は、必然的に弱くなってしまうのです。
自然乾燥
髪の毛は乾かさずに放置しておくと、雑菌が繁殖する温床となってしまいます。それにより、かゆみが発生し頭皮を掻くことになり、頭皮が傷つき、髪の毛の健康が失われるのです。
また、髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、キューティクルの開いた状態の髪の毛と枕との間で摩擦が起こり、キューティクルが傷つく原因となってしまいます。
ストレス
髪の毛は身体や心と同じように、ストレスによる影響が現れやすい箇所です。過度のストレスを受けることで、切れ毛やパサつき、抜け毛といった髪のトラブルが発生する人もいます。
髪の毛を守り補修するには「トリートメント」が効果的
髪の毛はあまりにも状態のひどいものを除き、傷んでしまった部分を「トリートメント」することで、保護・補修ができます。
トリートメントは、たとえるなら「髪の美容液」です。シャンプーにより、汚れを落とした髪の毛にトリートメントを行うことで、髪の毛の内側に成分が浸透します。それにより、髪の毛の傷みが補修されるのです。
トリートメントと似た役割のものに、「コンディショナー」がありますが、コンディショナーは髪の毛の表面を保護するものです。内部に浸透する効果はありません。
美容室でのトリートメントが効果的
一口にトリートメントといっても、その種類はさまざまです。ドラッグストアなどに置いてある市販のものもあれば、美容室でのみ取りあつかっているものもあります。
なかでもオススメしたいのが、美容室で行われている「サロントリートメント」です。サロントリートメントは、市販のトリートメントでは保護しきれない髪の毛のダメージを補修する効果が期待できます。
美容室という場所には、さまざまな髪の悩みが持ち込まれます。そんな複雑な髪の悩みに対応し髪の毛を守ってくれるのが、サロントリートメントです。
まとめ
髪の毛が傷んで状態が悪くなると、切れ毛や枝毛、パサつきといったさまざまなトラブルが発生します。髪の毛の傷みの主な原因には、ドライヤーやヘアアイロンの熱、自然乾燥、ストレスなどがあります。
傷んでしまった髪の毛には、「トリートメント」が効果的です。トリートメントは、髪の毛の内側に浸透することで、内部から傷みを補修する役割をもっています。
より効果的なトリートメントを求めるならば、市販のものより、美容室で行われる「サロントリートメント」がオススメです。市販のトリートメントでは補修しきれないダメージにも、効果が期待できます。
東京都昭島市にあります「アニー美容室」では、「天使の輪」を取り戻すほどの効果が期待できる「エンジェルトリートメント」を行っております。綺麗な髪の毛を取り戻したい方は、ぜひご利用ください。
