フォトフェイシャルを続けた10年後の肌はどうなる？効果を解説！

他の美容施術と比較して、肌への負担が少なく効果的にエイジングケアができるとして人気のフォトフェイシャルですが、続けると「肌に良くない」「老ける」といった声もあります。実際はどうなのか気になる方のために、今回はフォトフェイシャルを10年続けると肌はどうなるのか、肌に良くないと言われる理由について解説します。フォトフェイシャルについて正しい情報を知り、美肌をキープしましょう。

1. フォトフェイシャルの肌への効果

フォトフェイシャルは、IPLという光を肌に当てることで、角質～真皮層に働きかけシミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ跡といった肌の悩みを改善する治療です。小じわやたるみ・毛穴のケア・肌の凸凹にも効果があり、ダウンタイムと言われる施術をしてから元の状態に戻るまでの時間が短く、安全性も高いため人気のある治療の一つです。

1-1. 受ける頻度は？

フォトフェイシャルは一度の施術で劇的な変化を感じるといった即効性がある治療ではありません。効果を実感するためには継続して施術を受ける必要があります。約1か月に1回の施術を4回～6回続け、その後はメンテナンスのために3か月～6か月に1回のペースで通うのが望ましいでしょう。

1-2. 受けられない人は？

妊娠中や授乳中の人、糖尿病・アルコール中毒・てんかん発作の既往歴がある場合のほか、光過敏症の人は受けられません。アトピー性皮膚炎の方は皮膚の状態により受けないほうが良いときもあるため、医療機関で相談してください。また極度に日焼けしている・日焼けをする予定がある人は、色素沈着したりやけどしたりする可能性が高まるので避けたほうが良いでしょう。

2. フォトフェイシャルを10年続けた肌は？

フォトフェイシャルを受けると肌はキレイになっていきます。フォトフェイシャルを継続して受けることで肌がゆるむのを防ぎ、良好なコンディションを保てます。10年後の肌も今以上に美しく、同世代もうらやむ若々しい肌になる期待が持てます。

2-1. 色ムラのない、健康的な肌を保てる

フォトフェイシャルの光は、肌内部の色素に働きかけるため肌色が均一になり、色ムラがなくなってきます。回数を重ねるたびに肌が明るく、トーンが整ってくるでしょう。

2-2. シミの予防

フォトフェイシャルは、今あるシミの改善だけでなく、肌の奥に潜んでいるシミの元・隠れシミの予防にも効果的です。継続することでシミのない肌をキープできるでしょう。

2-3. ハリの維持、たるみの予防

年齢が重ねるとともにコラーゲンを作り出す力が低下してくるため、どうしてもハリを保つのが難しくなってきます。フォトフェイシャルを行うと、真皮の細胞を刺激してハリやツヤのある肌に欠かせないコラーゲンの生成を促すことが可能です。定期的な継続は、10年後のハリ・ツヤのためには欠かせないと言えます。

3. 続けると肌に悪い？老ける？と言われる理由

肌にメリットの多いフォトフェイシャルですが、一方でフォトフェイシャルは肌に良くない、老けると言われる理由はどこにあるのでしょうか。その理由について詳しく見てみましょう。

3-1. やりすぎは肌に良くない

フォトフェイシャルは、いくら肌の悩みに効果的とはいっても、やりすぎは肌に良くありません。前述したように約1か月に1回のペースが推奨されているにもかかわらず、早くキレイな肌にしたいからといって短期間に集中して行うと肌に対する刺激が強く、逆効果になってしまうでしょう。やりすぎの例として「ビニール肌」と呼ばれる角質が薄くなり、肌のバリア機能が失われた肌になってしまうものがあります。

3-2. 好転反応

フォトフェイシャルを受けた後は肌のターンオーバーが促されるため、内側に潜んでいた老廃物が表面に浮き上がってきてかさぶたができたり、シミが濃くなったりします。「好転反応」と呼ばれるもので時間がたてば落ち着いてきますが、この一時的な反応のために「老ける」と言われることがあります。

3-3. 肝斑が濃くなる

「肝斑」は両ほほやなどに左右対称に表れるモヤモヤした薄茶色のシミで、できる原因ははっきりしていませんが、ホルモンバランスの乱れなどが原因でメラニン色素が過剰に作られるためとも言われています。一般的なシミとの違いはできる場所がほぼ決まっている点です。フォトフェイシャルは一般的なシミには効果的ですが、肝斑は光の刺激によりより濃くなる可能性があります。肝斑と気づかずに施術を続け濃くなってしまった例があるため、肌に悪いと言われることがあるのです。

4. まとめ